散骨とは火葬した遺骨をお墓に納めるのではなく、細かく砕いて海や山といった自然に還す埋葬方法です。ライフスタイルの変化や少子化によって永代供養墓の生前購入や散骨を選択する人が増えていますが、今回は様々な散骨方法について紹介したいと思います。

・散骨するには遺骨の粉骨が必要
散骨する前提条件として遺骨を1mm〜2mm以下の粉末状まで細かく粉骨する必要があります。これは遺骨が遺骨と分かる状態で散骨すると遺骨遺棄罪という法律違反に問われる可能性があるからです。

・主な散骨方法
1・海洋葬
海に散骨する方法で、船で沖合まで出て船上から散骨するのが一般的となっています。

2・空中葬
ヘリコプターや飛行機に遺骨と一緒に搭乗して、海の上空から散骨する方法となっています。

3・宇宙葬
宇宙葬では遺骨をバルーンに乗せて成層圏まで上げて、成層圏で破裂させて散骨する方法や、遺骨をロケットに乗せて打ち上げて、地球の軌道上を数ヶ月間周った後は大気圏に突入して流れ星となる方法があります。

4・樹木葬
樹木葬では墓石の代わりに植樹をしたり、すでにある木や草花の下に埋葬する方法です。植樹葬の場合は基本的に墓地や霊園の敷地内となることが多いです。

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